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こんばんは💌
ミュージカル『ファンレター』
観劇してきました!
遅くなりましたが、大千秋楽おめでとうございます💐
無事に最後まで駆け抜けられて本当に良かったです☺️
最後に見た晴香ちゃんが『ベートーヴェン』ベッティーナだったので、約10ヶ月ぶりの晴香ちゃん!
本当に見るたびに好きになります(≧▽≦)
ライトの使い方が秀逸!
舞台セットは変わらないのにライト(光)の当たり方、光加減で見え方が雰囲気が全然違います!
この物語のキーは『光』ということですね
どこまでも『光』にこだわった作品
確かに光があると便利ですが、ただ眩しすぎるとと目が開けられない
開けられないということは
目が眩むこと
目が眩むということは
冷静な判断が出来なくなるということ
ネタバレがありますので、お気をつけくださいm(_ _)m
目次
二人の間にあるものは、尊敬か、愛か、それとも執着か…
ただの手紙ではなくて『ファンレター』
ファンレターとは、ひいきの芸能人などに渡す手紙のこと。
手紙は親しい人同士でやり取りをするのに対し、ファンレターはその他大勢から一人に向けて渡す手紙。
大好きな、あるいは応援しているあの人の
その他大勢から特別な一人になったら
あなたはどう思いますか?どうしますか?
登場人物は7人
孤独な青年チョン・セフンを海宝直人さん
セフンの尊敬する小説家キム・ヘジンを浦井健治さん
ヘジンの恋人ヒカルを木下晴香さん
ヘジンの友人の小説家イ・ユンを木内健人さん
7人会のメンバー
イ・テジュンを斎藤准一郎さん
キム・スナムを常川藍里さん
キム・ファンテを畑中竜也さん
孤独な青年セフンが尊敬する作家ヘジンにファンレターを送ったことから物語が始まります。
物語冒頭でヒカルは一人の登場人物の女性ではなく、セフンのペンネーム:ヒカルを女性と勘違いしたヘジンのイメージする女性だと判明。
あらすじにはヒカルがセフンのペンネームであることが書いてあるのですが、読まずに観に行ったのでびっくりしましたΣ(゚Д゚)
逆に言うとあらすじ読まなくても分かりやすい内容になっていました!
ヘジンがセフンの書いたファンレターをヒカルという女性が書いたと勘違いし、さらには愛しているとまで言われてしまい、セフンは自分がヒカルであることを打ち明けることができません。
ここから2人の7人の歯車が狂い始めます。
何故こうなってしまったんだ……
はじめから真実を打ち明けていたら良き師弟関係を結べたのかなとは思わずにいられない
二人の間にあった思いは、なんだったんだろうか
最初は純粋な尊敬の思いだけだったはずです。
父親にも見放され知り合いが誰もいない日本で孤独に過ごし、本名では見向きもされず、偽りの名前『ヒカル』としてしか評価されない。
そんな中で尊敬するヘジンただ一人だけが優しく受け止めてくれた。だからこそ全てを捨ててヘジンの下に優しさを求めてきたんじゃないかな。
ヘジンはヘジンで大切な文学を制限され、病気にもなり生きる希望をなくしていた。そこに自分の孤独、寂しさに寄り添うファンレターをもらい、会ったこともない人に心の拠り所を求めいた。
ヘジンとヒカルは手紙で愛の言葉を交わしていましたが、個人的には二人の間にあった感情は優しさの執着だと見終わった今は感じています。
セフンはヘジンからの優しさを独占したかった。誰にも優しくされて来なかった人生で、求め続けた優しさを偽りでも手放せなかったのではないかなと思います。悪い事だと分かっていても。
何故ヘジンはヒカルがセフンかもしれないと気づいていながら、気づかないふりをし続けていたのか、ヒカルはもはやヘジンにとっての理想を詰め込んだ女性になっていたから信じたくなかったのかもしれません。
でも、最後は一緒にいることは叶いませんでしたが、ヘジンからのヒカルへのセフンへの気持ちがそばに入れなくても手紙として伝わったのは唯一の救いのように感じます。
ここの手紙で『セフン』と呼んでいるのが、やっとセフン自身を見てくれたんだと、偽りではない本当の自分を見てくれたんだの思うと良かったなと感動しました。
キャスト別・感想
チョン・セフン:海宝直人さん
海宝さんいくつですか?あまりに学生さんで、青年で。
気弱な青年かと思いきや周りを平気でだませるところ。あと当たり前に歌が上手い。知ってたけど。
ヒカル:木下晴香さん
晴香ちゃんはどこまでま進化するのですか!ヘジンの理想の女性になっていくのがすごい。ペンネームのヒカルとしての貧しい学生姿から始まり、女子大生、ファム・ファタールのような妖艶な女性、最後は黒い服でヘジンと最後を共にする姿になる。話し方も歌い方もどんどん変わっていき引き込まれました!
キム・ヘジン:浦井健治さん
私の知ってる浦井さんはどこー???
私の知ってる浦井さんはもっと善良な好青年なんですよ!なのに、いつ倒れてもおかしくない病魔に侵された姿。
咳がリアルすぎて喉が心配になるくらいでした。
イ・ユン:木内健人さん
悪い人だと思ってたのにいい人だった。ヘジンのことは本当に大切に思ってたのね🥲
最後まで読んでいただきありがとうございます✨
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